点と線と面と空間

art. 点と線と面と空間を行ったり来たり。 Lyon=Paris=小布施=鎌倉

パリ生活20週目 ムッシューに喜ばないで。って言われる。

ムッシューに喜ばないで。って言われる。
ケ・ブランリ美術館へ行く。

パリ滞在5ヶ月経過。
フランス生活7ヶ月終了。あと残り4ヶ月。

ドレーピングの授業が始まってから1ヶ月半。
先生は褒める時、悪くない(Pas mal)と言うのが常なのですが、

時々、これはいいよ!って言ってくれる時があって、
最近何言ってるのか分かり始めて来たこともあり、
すかさず全身で嬉しさを表現したら、

喜ばないで(Pas content!!)と一喝。

あぁ、気を緩めずに頑張ります^^;

トンピ!
も失敗した箇所差されながらよく言われます。
『仕方ないよ(次気をつけよう)』のカジュアルな言い方です。
おじさんムッシューが元気よくトンピ!って言うのが可愛いです。

今週は、ケブランリ美術館へjewelsさんとソワレデートをしました。
私が透明な展示ガラスに顔面を強打してしまうハプニングもあり、
楽しかったです。

「西洋以外の文明と芸術の場を国立美術館として確立する」という夢が、
シラク元大統領の熱意のもと、オープンした施設だそうです。
30万標本収蔵、新石器時代のものからコレクション。
(大阪にある国立民族学博物館 通称みんぱくは34万点)
アボリジニコンテンポラリーアートっていうジャンルがあって新鮮でした。

個人的には、みんぱくの方がダイナミックな展示多くて好きですが、
ケブランリの方は、アフリカとオセアニア地域のアイテムが充実していて、大変ワクワクしました。
織物、装身具、衣装のコレクションが道具、造形、絵画よりあった印象。

ひとつひとつの造形に、
それぞれ盛り込まれている記号から、何何を伝えよう。
という気持ちを汲むのがすごく面白くて、
月とか太陽、ヤモリや魔術、男性器、貝の描き方、象り方がすごく勉強になりました。

エッフェル塔から徒歩5分の距離にあるので、
観光コースの中にケ・ブランリ美術館を組み込むのオススメです。

最近、ZARAに私好みなデザイン上げるデザイナーの気配をキャッチ。
パリでしか着ないっしょ。みたいな派手ブルゾンを25€で買えてホクホクしています。

これは、そんなブルゾンを着ながら展示ケース越しにパシャりした写真。

そういえば、
パリの美術館は模写してるキッズや学生が多くて非常にいいな〜と思います。
別の場所の話だけど、バスキア見ながら絵描いてる4才くらいの男の子、女の子可愛かったな〜

A bientôt!!

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楽しく鑑賞

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インスピレーション

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感化