パリ生活8週目 JALの茶そばが美味しくて泣いた話。
JALの茶そばが美味しくて泣いた話。
兄の結婚式に参列するために一時帰国。
道中、JALの機内食で洋食頼んだのにも関わらず、
サイドメニューで茶そばが出てきて、
食べてたらボロボロと涙がこみ上げて止まらなくなった。
心はボロボロだったのかもしれない。
人生で食事をして泣くことって、
そうそうないと思うんだけど、不意にそれが訪れた。今回2回目。
この5ヶ月、
リヨンとパリでくらしてみて、
18歳で東京にきたときと比べてみれば、
なーんだ、
ネット快適だし、
国際電話も実質タダだし、
流通新聞iPadで普通に読めるし、
キンドルで新刊速攻で読めるし、
Tverでドラマ観れるし、
amazon先輩がなんでも取り寄せてくれる。
と、インフラの恩恵すさまじく、
日本との距離全く感じないぜ。
ホームシック感無い、すごい!!
と感動していた。
外国に初めて住んで、
ドキドキしながら銀行口座も作りにいって、
終わらない手続き、押し寄せる支払いを一個ずつ対処し、
自分的に6歳から18歳までの出来事を2ヶ月でクリアした気になっていた。
そして、美味しいお米が気軽に食べられない暮らしも、お金ないなりに工夫して、たまに日本食摂って気を充実させれば大変でも平気。
と、感じていた。
ただ、ずっとストレスは感じていて、その正体がよくわからなかった。
よく旅行から自宅に帰ってきて、やっぱり家が1番だよね!って、やつの本質は我慢からの解放だとしたら、我慢の連続がストレスの正体だったように思う。
フランスに関していうと、治安的に気を緩めてはいけない。という強いられがだいぶ辛い。
JALに搭乗してから、
お帰りなさいのアナウンスに始まり、
離陸が早まったのはお客様のお陰です。
というスーパー丁寧な挨拶、
押し寄せる日本語。
解ける緊張。
大衆の中で寝ても良い!という安心感。
両隣が日本人のときの絶対大丈夫感、半端ない。
カメラを止めるな!のエンディングロールを観ながら、茶そばを食べたら、映画関係なしに涙が溢れてきて、あー、ほっとするなぁ、とじんわりしました。
果てない我慢が強制終了した感じ。
お蕎麦の国の人だからか、
緊張解けスイッチはお蕎麦でした。
いつの日か、我慢がなくなる生活ができるようになった日に、自然とこの地で暮らせるのかもしれない。
話が変わって、長野で結婚式。
日本謹製ロロピアーナのスーツでキメていったら、親戚のオヤジにネクタイ掴まれて、
『お前、兄弟の中で1番モテそうな格好と顔してんなぁ、俺たちのお酌はいいから新婦側の席で引っ掛けてこい』と絡まれました。
兄がとても幸せそうでした。
写真は兄弟紹介シーンの一コマ。
街中で、日本人、肩で風きって歩いてなさすぎ!
って思いました。
油断の塊が歩いてる!
そんな先週が終わり
ついに来週は試験DAY!!!
à bientôt !