点と線と面と空間

art. 点と線と面と空間を行ったり来たり。 Lyon=Paris=小布施=鎌倉

パリ生活29週目 BOSSに入電、初めて顧客に褒められる、公園で石原さとみになる。

・BOSSに入電、初めて顧客に褒められる。
・公園で石原さとみになる。
・パリで話題のプロジェクションマッピングに行く。

[タカシ!納品したお客から電話だ]
少し緊張が走る。

[フィットしてて着心地が良くなった、ありがとう!
だとさ、よかったな!]

仕事場にも慣れてきて、嬉しい瞬間でした。
その後も、淡々と仕事をこなし、翌日も淡々と仕事をするだけなんだけど、
あー自分向いてるわ。と思うのでした。

最近は気温が高い日が続き、
短パン姿の人を多く見かけるようになってきました。
ある日、一緒に公園行ってご飯食べよう!って
同僚のジェレミーが誘ってくれたので、行ってみることに。

複雑なフラワーの香りも運んでくる薫風を全身で感じ、
近所の公園でこのクオリティ、尊い!と思うのでした。
柔軟剤のCMに出てくる石原さとみ状態です。
あれは過剰表現ではありませんでした。

ただし優雅な気持ちも束の間、
よく公共の公園では屋外写真展示というものが、
行われているのですが、
[東京の通勤ラッシュ]特集が目に飛び込んで来ました。モノクロ。
こういうのぶつけてくるフランス人興味深いです。

週の半ば、BOSSにデートに誘われました。
一人じゃ絶対行かないなーと思ってたのでラッキーです。
パリでもプロジェクションマッピングを使った、
アートギャラリーが人気です。

現在、
ゴッホ 夜の星空
・夢の日本
・詩-コンテンポラリークリエーション-
の3本が上映されています。

会場は元鋳造工場、船体なんかも作っていたところらしく、とても広い。
余談だけど、
BOSSのシャワールームは船の甲板の床材を使用しているらしい。
なのでいわゆる、カーテンも囲いも何もない。赤褐色。
ウォータプルーフ
フリーダム水しぶきな様子が想像に容易い。
シャワールームにその発想なかった、すごい。

話を戻して、
行く前は、
絵画を弄って映像に落とし込んでどうなんどろうと結構訝しげな気持ちだったのが、
これは美術じゃなくてエンタメか!って思えたら気軽に楽しめてよかったです。

以下、関的演出ハイライト。
・遠景の田園風景の絵画をレイヤー5重くらいに分けて見せる感じが、
走ってる電車から景色を望む感じでよかった。
・夜、明かり一つで田舎のおじおばが納屋でお酒飲んでる絵で、
明かりが左右に振れると、照らされてる側の光量も変化する表現よかった。
フェルメールの近距離も裏側も好きな視座から見られる映像作品の鑑賞態度に近いもの感じた)

一点、改善すればさらによくなる!と思ったのが、
サンバイザーあれば良いのに。ってこと。
天井のキワまで照射してるからこそ、見渡した時、
光源が視界に入ってくるの結構しんどかったので。

実はまだチームラボのものいけてなくて、空いてたら試しに行こうかな。
と思えるようになりました。

最後に、今週の超うまかった料理をご紹介。
わさび味のゴマと粗塩を2分割した半熟卵にパラパラかけるだけ!!!
わさび味のゴマって新鮮だったからそんだけの話なんだけど、
そんだけの話で白ワインのつまみに超よかったから感動しすぎました。

写真はBOSSと、と卵。

A bientôt!

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BOSS

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単純すぎだがうまい。